
男性型脱毛症:AGA(androgenetic alopecia)とは
男性に最も多くみられる脱毛症で、円形脱毛症などの他の脱毛症と異なり、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、徐々に薄くなり、進行していくのが特徴です。その他の特徴として、細くて短い髪の毛が多くなり、全体としてハリやコシの少ない薄毛が目立ってきます。一般的にジヒドロテストステロン(DHT)や遺伝が関係すると言われています。

治療は
今までの治療は頭皮につけるタイプの育毛剤が中心でしたが、一年前より飲むタイプのお薬が日本でも発売されました。プロペシア(一般名:フィナステリド)と言うお薬で、抜け毛の原因物質であるジヒドロテストステロンの産生を抑え、抜け毛の進行を抑えます。そのお薬を、一日1錠(1mg)服用するだけでよいのです。
効果は
製造販売元の万有製薬の資料によると、服用された方の98%で3年間AGAの進行が認められなかったそうです。また海外のデータによると、5年の長期服用において90%に抜け毛の進行抑制と改善効果が認められたそうです。治療の効果は、抜け毛が減ったかどうかが効果の目安となり、その判定には6ヶ月の服用が目安になります。
副作用は
この薬が本邦で認可される際のデータによると、性欲の減退(1.1%)、勃起機能不全(0.7%)等がありました。しかしながら服用を継続すると徐々にそれらの症状は緩和していきますので、特に心配する必要はありません。その他、下痢などの消化器症状や血液生化学データの異常値等が稀に認められています。
当院での受診・処方
当院内科外来の受付時間中に来院してください、特に予約などは必要ありません。来院の際、受付にてAGAの相談希望との旨、伝えてください。医師の診察後、身体に異常がないかどうか採血を行いチェックいたします。1週間後、再来院していただきデータに特に問題なければ、1ヶ月分(28錠)を院内で処方いたします。最初の6ヶ月間は1ヶ月毎に状態をチェックしますので来院していただくことになります。適宜、副作用のチェックのため採血も行います。投与6ヶ月後に頭髪の状態を評価、効果があるようであれば継続治療となります。また6ヶ月服用後の方に関してはご希望があれば3ヶ月間の長期投与も可能です。
その他
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